日本

2021年の医療滞在査証発給状況、低水準継続とコロナ影響期としての整理

日本の医療制度と最新動向。写真はイメージです。(写真:Adobe Stock)

 令和3年(2021年)の医療滞在(短期滞在の内数)に関する査証発給統計について、前年である令和2年(2020年)までの推移を踏まえ、感染症流行期における件数水準と国籍別構成を整理する。



何が分かったのか

 2021年の医療滞在査証発給数は653件であり、前年の2020年(622件)からは小幅な増加となっていた。

 外務省が公表した国籍・地域別の査証発給統計では、医療滞在は短期滞在査証の内数として集計されている。

 2019年の1653件と比べると、2021年の件数は大きく低い水準にあり、感染症流行期に該当する年の数値として整理できる。

 なお、2021年の短期滞在全体は20653件であり、医療滞在653件はその内数に含まれている。

背景・位置づけ

 医療滞在ビザ制度は2011年に開始され、2014年以降は発給件数が段階的に増加してきた。

 2018年は1650件、2019年は1653件と高い水準が続いていたが、2020年は622件へと大きく減少している。

 2021年は653件となり、前年からは増加したものの、2019年以前の水準には至っていない。国際的な渡航制限や入国制限が継続していた時期に該当する年として位置づけられる。

事実関係の整理

  • 情報の種類:統計
  • 公表元:外務省(査証発給統計、e-Stat掲載)
  • 対象:医療滞在査証(短期滞在の内数、国籍・地域別)
  • 対象期間:2021年1月から2021年12月
  • 主要指標:医療滞在査証発給件数
  • 主要な数値:653件
  • 比較対象:2020年(622件)、2019年(1653件)
  • 留意点:短期滞在査証の内数として集計されており、公館別統計等とは一致しない。

参考文献

令和3年査証発給統計(国籍・地域別)(外務省、e-Stat掲載)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00300500

令和2年の医療滞在査証発給統計、622件の規模整理(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/323/

2019年の医療滞在査証発給統計、1653件の規模整理(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/319/

2018年の医療滞在査証発給統計、1650件の規模整理(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/315/


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