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群馬大学附属病院が生成AIによる医療文書作成支援システムの運用を開始、退院サマリーなど4種に対応

日本の医療をテーマに、医療現場で資料を手にする看護師のイメージ

 群馬大学医学部附属病院は、医療DXの一環として、電子カルテの診療データをもとに生成AIが医療文書の下書きを作成するシステム「NEXT Stage Document Assistant(NSDA)」の運用を開始したと発表した。

 退院サマリーや診療情報提供書など4種の文書作成に対応しており、作成された下書きは医師等が内容を確認・修正した上で活用する仕組みとしている。

電子カルテ連携で医療文書の下書きを自動作成

 群馬大学医学部附属病院は、「NEXT Stage Document Assistant(NSDA)」と名付けたシステムの運用を開始したと発表した。本システムは、電子カルテに記録された診療データから必要な情報を自動で抽出し、生成AIが医療文書の下書きを作成する仕組みとなっている。

 現在対応しているのは「退院サマリー」「転科サマリー」「診療情報提供書」「診断書」の4種の文書であり、生成された下書きは必ず医師等が内容を確認・修正した上で活用するとしている。

医療文書作成の負担軽減を目指す医療DXの取り組み

 同病院は、本システムの導入を医療DXの一環と位置づけており、医療文書の作成にかかる業務負担の軽減を目的としている。退院サマリーや診療情報提供書といった文書は、診療の都度、医師等が電子カルテの内容をもとに作成する必要があり、こうした作業にかかる時間や労力が医療現場の負担の一因となっている状況がある。

 文書の生成処理はすべて院内ネットワーク内で完結する設計となっており、患者の個人情報が外部の生成AIサービスに送信されることはないとしている。同病院は今後、対象とする文書の種類を「看護サマリー」などへ順次拡大するとともに、実際の利用状況や現場の声を取り入れて運用を改善していく方針を示している。

事実関係の整理

  • 情報の種類:医療DXに関する行政機関(国立大学法人)の発表
  • 発表元:群馬大学医学部附属病院
  • システム名称:NEXT Stage Document Assistant(NSDA)
  • 対応文書:退院サマリー、転科サマリー、診療情報提供書、診断書
  • 留意点:下書きは医師等による確認・修正を経て活用され、処理は院内ネットワーク内で完結する

参考文献


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