2016年の医療滞在査証発給統計、1307件への増加と国籍別構成の推移整理
平成28年(2016年)の医療滞在に関する査証発給統計について、国籍別構成を軸に整理する。
何が分かったのか
平成28年(2016年)の査証発給統計によると、短期滞在の内数として集計される医療滞在査証の発給件数は1,307件であった。
前年の2015年は946件であり、2016年は前年差+361件となった。2014年以降、3年連続で増加が続いている。
国籍別では中国籍が1149件と全体の大半を占め、2015年(829件)からさらに増加した。
医療滞在査証は短期滞在の一類型として集計されており、国籍別件数は発給先の国籍分布を示すものである。
背景・位置づけ
医療滞在ビザ制度は2011年に開始され、制度初期の2012年は188件、2013年は299件と比較的小規模で推移していた。
2014年に611件と倍増した後、2015年は946件、2016年は1307件と増加が続いており、制度利用が拡大局面に入ったことが統計上から確認できる。
国籍別構成では、2014年以降、中国籍が過半を占める状況が一貫して続いている。
中国籍は2014年507件、2015年829件、2016年1149件と増加しており、この期間の件数拡大は主として中国籍の需要増加によってもたらされている。
公館別では中国国内の主要在外公館での発給が多いが、これは特定公館の運用要因というより、国籍別需要構造を地理的に反映した結果として整理できる。
事実関係の整理
- 情報の種類:統計
- 公表元:外務省(査証発給統計、e-Stat)
- 対象:医療滞在査証(短期滞在の内数、国籍・地域別)
- 対象期間:2016年1月〜2016年12月
- 根拠:平成28年査証発給統計(国籍・地域別)
- 主要指標:医療滞在査証発給件数
- 主要な数値:1307件(2015年946件、2014年611件)
- 比較:2015年比+361件
- 留意点:国籍別と公館別は集計軸が異なり、単純な一対一対応はできない
参考文献
平成28年査証発給統計(国籍・地域別)(外務省、e-Stat)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00300500
2015年の医療滞在査証発給統計に関する整理(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/302/
2014年の医療滞在査証発給統計に関する整理(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/302/
2013年の医療滞在ビザ発給統計に関する整理(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/287/