日本

2018年の医療滞在査証発給統計、1650件への増加と国籍別構成の変化整理

日本の医療制度と最新動向。写真はイメージです。(写真:Adobe Stock)

 「JPNMEDICAL」は、日本の医療をめぐる制度や運用の動向を中立に整理して伝える。

 制度、統計、研究、医療提供体制、国際的な動きも対象に含める。

 今回の記事で伝える情報は次の通り。



何が分かったのか

 平成30年(2018年)の査証発給統計(国籍・地域別)から、医療滞在査証の発給件数と国籍構成が確認できた。

 医療滞在査証の発給件数は1650件であり、前年の平成29年(2017年)の1383件から増加していた。

 国籍別では中国籍が1390件と全体の大半を占めていた。あわせて、ベトナム籍は152件となり、前年から件数が増加していた。

背景・位置づけ

 医療滞在ビザ制度は2011年に開始され、制度開始後の発給件数は当初限定的な規模で推移していた。

 2012年は188件、2013年は299件であったが、2014年に611件と大きく増加した。その後、2015年946件、2016年1307件、2017年1383件と件数は段階的に拡大してきた。

 2018年は1650件となり、増加傾向は引き続き維持されていた。

 国籍別構成では、2014年以降、中国籍が一貫して過半を占めており、2018年も1390件と最大規模であった。

 一方、ベトナム籍は2017年に61件であったが、2018年には152件となり、前年差が比較的大きい年となっていた。

 このため、2018年は中国籍中心の構造を維持しつつ、中国籍以外の一部国籍において件数の変化が確認された年と位置付けられる。

事実関係の整理

  • 情報の種類:統計
  • 公表元:外務省(査証発給統計、e-Stat掲載)
  • 対象:医療滞在査証(短期滞在の内数、国籍・地域別)
  • 対象期間:2018年1月から2018年12月
  • 主要指標:医療滞在査証発給件数
  • 主要な数値:1650件(中国籍1390件、ベトナム籍152件)
  • 比較:2017年1383件から267件増加
  • 留意点:短期滞在の内数であり、公館別統計とは直接対応しない

参考文献

平成30年査証発給統計(国籍・地域別)(外務省、e-Stat掲載)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00300500

2017年の医療滞在査証発給統計(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/313/

2016年の医療滞在査証発給統計(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/article/309/

2015年の医療滞在査証発給統計(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/302/

2014年の医療滞在査証発給統計(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/302/

2013年の医療滞在査証発給統計(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/287/


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