日本

2015年の医療滞在査証発給統計、946件への増加と国籍別構成の整理

日本の医療制度と最新動向。写真はイメージです。(写真:Adobe Stock)

 平成27年(2015年)の医療滞在査証発給統計について、前年である2014年との比較を踏まえ、国籍別構成を中心に整理する。



何が分かったのか

 平成27年(2015年)の査証発給統計によると、医療滞在に該当する査証の発給件数は946件であった。

 前年の2014年は611件であり、2015年は前年差+335件と、2年連続で大幅な増加が確認された。

 国籍別では中国籍が829件と全体の大半を占め、2014年(507件)からさらに増加している。

 医療滞在は短期滞在の内数として集計されており、国籍別件数は発給先の国籍分布を示すものである。

背景・位置づけ

 医療滞在ビザ制度は2011年に開始され、制度初期の2012年は188件、2013年は299件と比較的小規模で推移していた。

 2014年に611件と倍増した後、2015年は946件へと拡大しており、制度利用が本格的な拡大局面に入った年と位置付けられる。

 国籍別構成では、2014年に中国籍が過半を占め、2015年も引き続き中国籍の件数が増加している。

 公館別では中国国内の主要公館での発給が多いが、これは公館固有の要因ではなく、中国籍の医療滞在需要が大きいという国籍構成を地理的に反映した結果と整理できる。

事実関係の整理

  • 情報の種類:統計
  • 公表元:外務省(査証発給統計、e-Stat)
  • 対象:医療滞在査証(短期滞在の内数)
  • 対象期間:2015年1月〜2015年12月
  • 根拠:平成27年査証発給統計(国籍・地域別)
  • 主要指標:医療滞在査証発給件数
  • 主要な数値:946件(2014年611件)
  • 比較:2014年比+335件
  • 留意点:国籍別と公館別は集計軸が異なり、単純な対応関係は示さない

参考文献

平成27年査証発給統計(国籍・地域別)(外務省、e-Stat)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00300500&tstat=000001085735&result_page=1

2014年の医療滞在査証発給統計に関する整理(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/302/

2013年の医療滞在ビザ発給統計に関する整理(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/287/


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