日本

2014年の医療滞在査証発給統計、611件の国籍別構成と公館別分布の整理

日本の医療制度と最新動向。写真はイメージです。(写真:Adobe Stock)

 平成26年(2014年)の医療滞在に関する査証発給統計について、国籍別構成を軸に、公館別分布との関係を整理する。



何が分かったのか

 平成26年(2014年)に発給された医療滞在に関する査証は、短期滞在の内数として611件であった。

 前年2013年の299件から312件増加しており、制度開始後の推移の中で最も大きな増加幅が確認された。

 国籍別では中国籍が507件と全体の大半を占め、ロシア、インド、米国などが続いたが、中国籍以外はいずれも少数にとどまっている。

 医療滞在は短期滞在の一類型として集計されており、国籍別件数は発給先の国籍分布を示す指標である。

背景・位置づけ

 医療滞在ビザ制度は2011年に開始され、2012年は188件、2013年は299件と、制度初期から段階的な増加がみられていた。

 2014年は、こうした増加傾向が一段と明確になった年であり、とりわけ中国籍の件数増加が全体の拡大を強く押し上げた。

 国籍構成は前年までと大きく変わらず、中国籍を中心とする限定的な構造が維持されている。

 公館別では中国国内の主要公館に発給が集中しているが、これは特定公館の要因というより、国籍別需要の分布を反映した結果として位置付けられる。

事実関係の整理

  • 情報の種類:統計
  • 公表元:外務省
  • 対象:医療滞在査証(短期滞在の内数)
  • 対象期間:2014年1月〜2014年12月
  • 根拠:平成26年査証発給統計(国籍別・公館別)
  • 主要指標:医療滞在査証発給件数
  • 主要な数値:611件(うち中国籍507件)
  • 比較:2013年(299件)から倍増
  • 留意点:国籍別と公館別は集計軸が異なり、単純な一対一対応はできない

参考文献

平成26年査証発給統計(国籍・地域別、公館別)(外務省、e-Stat)

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00300500&tstat=000001072948&result_page=1

2013年の医療滞在ビザ発給統計に関する整理(JPNMEDICAL)
https://jpnmedical.com/japan/287/


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